Anorak citylights

レコードを買ってから開けるまでのドキドキとか、自転車のペダルを加速させる歌や夏の夜中のコンビニで流れる有線など些細な日常とくっついて離れない音楽についての駄文集 twitter ID→ takucity4

東京の街が奏でる

体調を崩し、職場近くの病院の待合室にいる。胃をやられてしまった。情けない。
毎日涼しい部屋で音楽を聴いたり映画を観るだけの生活ができたらどんなに楽しいだろうか。日本のサラリーマンはかくも偉大である。僕が宇宙人ならば3日で気が狂っている。
今だ覚めぬモラトリアム、そういう類いのものから早く脱しなければならない。僕は来月結婚し、年度末には父親になるのである。上司に激怒され能無しの烙印を押されクタクタになりながら帰路に着く毎日を、僕はいい加減受け入れなくてはならないのである。諦めるより受け入れるという言葉にした方が何となく見栄えが良い。
ただまあ、どうしても受け入れられないもの、諦めたくないものもある。Twitterでも現実の世界でも泥まみれの争いばかりで、そりゃ月曜日の朝から電車も止めたくなりますよね。怠け者はどうやって生きればいいの。ただ毎日笑って生きていきたいだけなのだ。
集団的自衛権の行使、安倍晋三、鳴り止まないシュプレヒコール。 うさぎ!がただの童話で、少し現実を風刺した程度のフィクションであったらどんなに良かっただろうか。何十回も読み直した″金曜の東京″をもう一度読み返す。答えはないがヒントをあげる、あとは自分で考えて そう言われてるみたいだ。受け入れられないもの、諦めたくないもの。愛する妻のために、生まれてくる子供のために、何が正しくて何が間違っているのか 僕は自らの生活の中で見付けていかなくてはならないと日々考えています。