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Anorak citylights

レコードを買ってから開けるまでのドキドキとか、自転車のペダルを加速させる歌や夏の夜中のコンビニで流れる有線など些細な日常とくっついて離れない音楽についての駄文集 twitter ID→ takucity4

早すぎたアノラック/sidewalksについて

Sidewalksというバンドが好きだ。
かれこれ5年くらい聴いているだろうか。sidewalksは80年代初頭にアメリカ/ミルウォーキーで活動していた、早すぎたアノラックバンドである。
シャープなリズム隊にペッラペラの単音ギター、ヘボいボーカル。しかしながらメロディは大変キュートであり、曲のアレンジもモッド風だったりモータウン風だったりレゲエ風だったりガレージ風だったりとなかなか気が効いている。様々なジャンルのエッセンスをつまんでおきながら土台にあるのはヘボい歌にペラペラのギター。僕の中ではvaselinesやbeat happeningと同調するアノラックバンドであり、紛れもなくギターポップであるように解釈しているのだ。buzzcocksやdickiesを思わせる歪なファニー感は、初期のsoup dragonsにも通じるところがある。

僕が保有しているのはhyped to deathというパワーポップ系のレーベルから出ている15曲入りの全曲集。前半は前述したようなアノラックチューンが目白押し、後半になるほどパワーポップ然としてくるのが分かる。
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フォーマットはCDRで、ジャケットも黄色い台紙に写真を糊付けしただけの簡素な作りで、非常に愛着が持てる。
もしかしたらやや入手はしづらいかもしれないけど、アノラック史における隠れた名盤であるように思うのです。peach kelli popなんかのファンもマストなアルバムだと思う。よろしく!